ダメになったスバル360の4速車カウンタ側オーバートップギヤから切り出して、棒に溶接したSST。
4速のオーバートップギヤナット増し締めや、プライマリギヤの増し締め時にかませて回り止めとする特殊工具です。
我ながら溶接角度が絶妙で使いやすくてよいのです (^_-)-☆
何年かに一度くらいなのですが、スバル360の現地出張修理を行っています。
今回は、常に仕事の足として雨の日も雪の日もご使用されている、市内のヘビーユーザーさんからのSOS。
アクセルケーブルが切れたので何とかしてほしいとのこと。
在庫していた、ホームセンターでも見かけるケーブルジョイントを使って応急処置します。
作動時に引っ掛かりがないこと、普段は閉じていて、アクセルペダル踏み込んだ時にスロットルバルブが全開になることの確認をして完了。
しばらくはこれで乗れるでしょう。
ですが‥ケーブル全体が劣化しているはずですので、ゆとりのある時にきちんと修理しましょうか。
アクセルケーブルはここのキャブリンク側と、足元のぺダル近くのインナーケーブルむき出しのあたりがサビで切れることがよくあります。
車両下に潜ったときにぜひ確認しておいてほしいポイントですね。
毎回九州福岡からスバル360車検を当店に入れてくださるお客さま。毎度ありがとうございます。ええ、今回も引き取りに伺いましたよ。相変わらず遠っ!
車検ごとにおクルマがバージョンアップしていきます。 前回はワンオフビルシュタインショックアブソーバの装着でした。
https://d-spls.hatenablog.com/entry/49364832
今回は D-Spls! ワンオフステンレスマフラーの製作です。
中期のツーピースタイプのタイコ部分。
基本的には純正の内部構造を踏襲しての製作ですので、大きくパワー特性は変わりません。 ちょっと走り回ってみたら、気持ち伸びが良くなったかな? 音量もほぼノーマルと同じ。
2サイクルゆえの、内部消音グラスウールへオイル吸着などがありますので、徐々に音質は変化するでしょう。 成長するマフラーといえますな。
ちらりと覗く太目の磨きSUSテールパイプがさりげなく存在感を主張。
知らない人は気づかない、ある程度てんとう虫に詳しい人だけが驚く、そんなマフラーに仕上がりました。
お客さま、納車をお楽しみに!
スバル360オートクラッチ車の整備をしています。手動運転車です。 前からやってる車両とは別で修理のご依頼を受けました。
症状としてはクラッチが切れないというもの。
通常普通のマニュアルミッションは何もしない状態ではクラッチがつながっているのですが、オートクラッチ車はクラッチが離れています。感覚的にスクーターやスーパーカブに近いかな。
これが繋がりっぱなしでした。細かい修理方法は内緒ですが、何とか修理完了。電気系でなくてよかった~ (^_^)
それにしてもこのおクルマすごいんですよ。
足がご不自由なオーナーさんのお祖父様が、手だけで運転できるように当時新車でオーダーされたのだそう。多分メーカーでもディーラーでもなく架装会社が改造されたのでしょう、しっかり考えられていて通常のオートクラッチ車のように足でのアクセル・ブレーキ操作もできます。
今となってはとても貴重なおクルマですよね。
ほかの個所もしっかり診させていただきますので、お客さまお楽しみにお待ちくださいませ!