天井張り
旧車スバル360の悩みのひとつに天井張りの剥がれ、垂れがありますね。薄いスポンジの入ったビニールの天井張りは熱と経年劣化でスポンジがだめになり剥離し垂れてきます。 背が高い方ですと運転中に頭が天井張りと擦れて不快でしょう。
生地自体はほぼ同じようなものが内装屋さんで入手可能だったりしますが、貼り替えるにはルーフ脱着が必要になり、経年劣化のルーフゴムやリアウィンドゥを用意しなければいけない場合もあり、かなり大ごとです。
そこでこんな方法のご提案。
垂れた天井張りは思い切って破り取ってしまい、残ったスポンジもきれいに除去します。
そしたら、水性のペンキで垂れないよう丁寧に塗ってしまうんです。
こんな具合に!
油性塗料を使うとFRP材を侵す可能性がありますので避けたほうがよいでしょう。
いつか屋根を外すときまでの応急処置でも充分ですよね。天井なんてあまり見ないので、少々ゴツゴツしていてもムラになっても気にならないと思います。
頭の上の空間が広くなると結構快適ですよ。
ちなみにこの車両は現在販売中のブリティッシュグリーンの「アマガエル号」。
お困りの方はご参考になさってみては?