ギヤ鳴りの検証
どうも。最近はインスタグラムにかまけていて、ブログがおろそかになりがちな「Ⅾ」です‥ (^_^;)
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今日は3月3日、てんとう虫乗りには特別な日ですね。
一昨年からお預かりしている、スバル360・ヤングSSのエンジンオーバーホールがようやく終わり試走してみたところ、トランスミッションの2速への入りが悪い‥。追加でミッションオーバーホールもご依頼されました。
エンジンを降ろした時、ミッション上の窓からシンクロ隙間計測を行ったら程度良好だったんだけどなぁ‥と考えながら再びエンジンを降ろします。
ハンドリフターの上で立って作業するとラクちん。
過去に一度ミッションのオーバーホールをされているようでちょっとびっくり。丁寧な作業が好印象。
シンクロのインサートキーが社外品(他車流用?)に交換されています。
スペア部品の手持ちがなかったので部品取りミッションから調達。
部品取りは僕が二十歳の時最初に買ったスバル360のミッション。 ミッショントラブルで乗らなくなって放置~部品取りになったんだけど、しばらくして開けてみたら、ただプライマリギヤが外れてただけだった。今見ればどうってことないのに、当時は自分でよう治せんかったなぁ💦
向かって右が純正のインサートキーとキースプリング、左が社外(?)の鋳造キーとスプリング。
キーは足が少し厚いので無負荷時のスリーブのストロークが狭い。でもギヤチェンジ時は押し込んでスライドするので実際には問題なさそう。シフトフィールは変わるかもですね。 スプリングは純正の側面が平らなのに対してただのピアノ線の丸断面なので、キーの足の付け根形状との相性で乗り上げそうでちょっと怖い。
気持ちが悪いので純正品に戻します。
ほかにギヤ鳴りの原因として考えられるのは、シンクロリングとセカンドドリブンギヤのコーン部のなじみの悪さ。これを軽く擦り合わせます。
やや歯面の丸くなっていたスリーブも交換、バリ取りなども丁寧に行って、ガスケットも作って、いよいよ組み上げ。
トランスミッションではよくあることだけど、明確な不具合の原因が見つからないのでややモヤモヤが残ります。そんなときも基本に忠実に丁寧に組み上げればきっと‥。
さあ‥どうかな?