D-Spls! 「D」さん題あり

ディー・スペシャルスの仕事(&遊び)の記録、宣伝等などオフィシャルお気楽ブログです(笑)。

愛と自信のしるし ③




わざわざ電話をくださった○山 義○さん。

お母様からお話は伝わっていたようなのですが、最初はなぜかホンダの750のお話ばかり‥。途中で僕が「いや、カワサキのほうです」。 なんでもバイクは750を4台レストアされたそうでちょっと混乱されていたそう。


「今度そっちのお店に行くよ」そう言っていただけました。




それから2週間後‥。









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ついに○山 義○さんとお会いすることが出来たのです!!
(バイクに手を掛けているのが○山 義○さん。左は僕です)

念願のいろんなお話が聞けました。

実際にこのバイクを組んだのが○山さんだそうで、奥様のお兄様からタダでもらったボロバイク(笑)をレストアされたそうです。最初は欠品だらけで前後ホイールすらない、缶スプレーで外装を黒く塗ってあったようなものだそう‥。

同型900のバイクが飾ってあったメーカー系バイクショップに通って、購入可能な部品はすべて新品、ないものは再メッキ、再塗装を依頼されたそうです。 基本的に組むのはご自分ですが、難しいところはそのバイクショップさんに出張調整してもらったご様子。

ちなみに奥様のご実家もバイク屋さんだったそうで、このバイクのスポークホイールは奥様が組まれたらしいです!

トータル80万円以上は掛けられたそう。


ここで例の疑問点を聞きました。

  1. キャブが900用はなぜ? A.欠品で、新品入手できたのがそれだから。
  2. ヘッドカバーが違うのは? A.品番統合されていて、新品入手が出来たのはそれだから。
  3. 排気量はもとの750cc? A.全部ノーマル。750ccのまま。
  4. フレームの凹みは何? A.見落として塗装上がりまで気付かなかった‥組む時に落ち込んだ。機会があったら治して(笑)。
  5. 何故手放しましたか? A.もう1台持ってたし、最新のバイクが欲しかったから。

お話をしていると、どうも○山さんあとにもう一人オーナーさんを挟んでいるようです。 ちょっと走行距離の記憶と仕上げ時の仕様に違っている個所がありました‥。



    最初にホンダの750K1をレストア、次にK0をレストア、(どっちかは仙台に行ったところまでは判っているそうです。)そのあとにカワサキの750をレストア(これがウチの)、最後にカワサキの900仕様の千何ccフルチューンを作られたそうです。

    仕上げているときは楽しくてのめり込み、終わると次のを作りたくなるそう。まんまプラモデルと同じですね。

    今のウチのを手放して買ったのがニンジャ1000RXで、それはそれは速かったと言われてました(笑)。



    しばらく前にご病気を患い、バイクに乗れなくなってしまったそうで、最後まで持っていたのは900仕様のカワサキだったそうです。 しばらく手元に置いていたけどあきらめてバイク屋に売ってしまったのだそう‥。



    ○山さんはたくさんのお土産を持ってきてくださいました。
    このバイクの特集雑誌に小物を中心とする部品類です。

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    僕自身探していたのものいくつか含まれていてとても嬉しい!
    引っ越し途中に失くした、適合する純正スペアキーもあります!

    ○山さんはしきりに「この日を待っていた!」と繰り返され、「最後の900仕様を売ったバイク屋にあげてもよかったけど、マニアに使ってもらいたかった。そのために持っていた」と言われていました。




    綺麗にレストアされていたバイクを好みに改造してしまった姿を見ていただいて、ちょっと恥ずかしかったんですが、お会いできて本当に良かった。


    一切の妥協を許さない作業を行い、分解しないと判らないところに印を残す、なんと愛情と自信にあふれたレストアでしょうか。

    フルレストアされた同型車を多くみられる昨今、当時のこのバイクよりもはるかに完ぺきで素晴らしい出来のものも多いのかもしれません。
    でも、今よりもリプロパーツに恵まれない時代に完璧を目指して心血を注いだ情熱のレストアは特筆すべきものではないでしょうか。プロショップではなく、アマチュアだから完成費用80万円で済んだのだと思います。 本気のアマチュアの濃い情熱はホント採算度外視ですから‥。



    同じような作業を仕事にしている僕も深く共感し感銘を受けています。大変な作業も多いですが、心折れそうな時もこれを思い出し頑張ります(サインはしませんが‥笑)。




    バイクに乗れなくなってしまった、○山さんの現在の趣味はミニカー集めや航空機や模型の展示などを見に行くことだそうです。



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    当時○山さんが松本をツーリングされた時のお写真


    つかまたノーマルに戻した際にはもう一度会いにきてくださいね、○山さん。



    これからも良きパートナーとしてこのバイクには頑張ってもらいます。 大切にするからよろしくな。




    こうして‥ このバイクをレストアした人と語り合いたいという、僕の夢は叶ったのでした。





    ○山 義○様、ブログ作成にあたり、お名前、お写真の掲載を快くご了承いただきありがとうございました。(お名前一部伏せさせていただきました。)



    常識では考えられない出来事アンビリバボー あなたの身に起こるのは明日かもしれません ・・・・Miracles do exist

    なんつって‥