開けてみた
整備性のいいスバル360はエンジンを降ろさなくてもクランクまで摘出できますが、今回は色々やりたいんで‥
パイルダーオフ!(笑)
シリンダーを開けてみると‥
はい、やっぱしベースガスケットが抜けてます。しかも両方。
‥てゆっか、カケラも見つからないし、変に曲がり込んだ状態でプレスされてるってことは、これ‥前の人が組んだ時からこの状態でしょう! エンジン修理が終わったはなから不調だったはず‥
ここのベースガスケットはまだ純正供給があったと思いますが、あれ‥抜けやすいんですよね。 うちでは高圧縮のジョイントシートから、もうチョイ耐久性高い形で切りだして使ってます。
交換歴のありそうなピストンはすごくきれい。シリンダとのクリアランスを測ってコーティング行き。
次はプライマリギヤの確認。
お!緩んでない!優秀。 でも緩みやすいので、対策ワッシャにて締め直しを行います。
クランクを開けると、
やっぱりか~‥EK32末期の切欠きベアリング&スリンガーの共回り防止クランク‥。切欠きベアリングが入手困難で大変なんです。切欠き無しベアリングにロックタイトでも問題なしなのは過去に経験済みだけど、どうしよっか。
異音も出てなかったので、クランクベアリング自体がよさそうならオイルシールの交換だけってのも手だけど‥。
ちょっといろいろ検証してみます~。