D-Spls! 「D」さん題あり

ディー・スペシャルスの仕事(&遊び)の記録、宣伝等などオフィシャルお気楽ブログです(笑)。

デフシム




スバル360のデフから発するコトコト音、気にされている方もきっといるでしょう。 そう、あの車輪の回転に比例して早くなる、エンジンが温まると出てくる、アレです。


デフの構造上どうしようもないスバル360の持病の一つ。ユニバーサルジョイントベアリングとヨークの間に挟まっているシムワッシャの摩耗が原因です。


音が出ていても基本的に不具合はありませんが、まあ‥冷間時から比較的はっきり音がする場合は直したほうがいいでしょうね。ほかの部品の緩みなどにつながる可能性も否めません。

(ほかにコトコト音の原因でドライブシャフトのボルトの緩みもありますから、それも確認して下さい。ワイヤリングに異常がなくても、実は緩んでいるケースがあります。)



デフのオーバーホールのときによく聞かれるのが、「シムワッシャってもう手に入らないでしょ?どうしてる?」ですが‥


実は摩耗しているシムワッシャもひっくり返せば新品の厚みとして使えます!

(勘のいい人なら見た瞬間に判ると思いますので自慢にはなりませんが‥ )


イメージ 1


ヨーク側とスパイダー側の接触面がちょうど互い違いになっています。 だからひっくり返せば摩耗のアタリがリセットされるんです。 軽ーくオイルストーンでバリだけ落としましょう。





イメージ 2

べベル側も同様です。ただ、こちらは内径に面取りがされているので、同様に砥石リューターで削っておきます。


これでかなり良くなります。



まあ‥ヨーク側も摩耗していることもあるので100%完治はしないかもしれません。 

その場合はモノタロウさんのSK焼入れ鋼で寸法指定で作ってもらいましょう(先日知った )。
1.6ミリしか指定できないのでオイルストーンでしこたま擦らないと使えないかもしれませんが‥。 




当店のスバル360には自作の焼入れ炭素鋼S45C材で作ったシムを入れてるけど、あんまり乗らないのでテストが終わりませ~ん‥。