入ってる
めっちゃ厳しかった寒さがここにきてちょっと緩みましたかな?
日々スバル360のメンテナンスを行っておりますが、中にはスムーズに解決せず、ついつい入ってしまうことがあるんです‥。
え‥入るってなにが?

泣きです。泣きが入ります。
お客さまから、最近バッテリーが充電されなくなったから治して欲しいと‥車検のついでに依頼されました。
まあ、ジェネレータのブラシの摩耗かコミュテータの汚れだろう程度に気楽に取りかかったんだけど‥
予備のジェネレータに替えても、ボルテージレギュレータを新品に替えても(元々数年前に替えられた新品だったが‥)、ヒューズボックス周辺配線の接続端子を磨いても、キーシリンダ裏の端子を磨いても、ジェネレータの端子のハンダ付けをし直してみても、バッテリ端子を脱脂してみても‥
回転によって明暗するチャージランプが消えません! 


ジェネレータはムキになって4個試しました‥
散々もがき苦しみながらも、電圧を測ると‥ジェネレータ付近では回転を上げると16V位まで上がりますが、バッテリでは12.2Vのまま全く変化なし‥。
あれ?発電した電気がバッテリーまで行ってないんじゃん。

あ!
セルモータの極太⊕線と共締めされているはずの線が外れてる!
スバル360は発電した電気をセルモータの極太⊕線を経由してバッテリに送っているんです。 これをちゃんと結線しないと充電されないんですよね。
オーナーさんがご自分で交換されたというセルモータが原因でした‥。 まさかのヒューマンエラー

まぁ、カバーが被ってるので目視ではわからないにしても‥、気付くのが遅すぎ、電圧を測るのが遅すぎ‥。 思い込みの結果です。苦しんだ2日間は何だったのか‥。
我ながら情けない事案でした。

うーん相変わらず電気は苦手な「D」です‥。