14年不動車
どうも。 スバル360に乗っていると、「これってルパン3世に出てくるクルマですよね」と声をかけられることがあり(いや、あれはFiat500‥)と思うんだけど、実際テレビ放送アニメの中でスバルが登場したこともあるようなのでガッツリ否定もできず、「う‥うぅん‥」と戸惑いもやもやする「D」です。
今年は関西から入庫した青スバルのメンテナンスからスタート。 14年間眠らせたおクルマの車検を取り、快調に走らせられるまでの整備です。
試しに始動してみるとエンジンは悪くなさそうだったので、お決まりの点火系メンテナンスとキャブとオイルポンプの整備。
キャブを外した際にピントンとシリンダ内壁を覗いてみたけどきれい。良かった。
オイルポンプはR-2タイプが着いていました💦 オーバーホールしてみるもやはり吐出の少ない型‥。
お客さまとご相談のうえ、当店ストックの後期型タイプと交換。 これで本来の吐出に。
割れてたオイルタンクはファイアースポーツさんのリプロ品に交換。 動きが悪かったアクセルケーブルとクラッチケーブルも交換、あと新品のバンパー、エアクリーナゴムも交換。 新品リプロ部品が手に入るのはいいですね!
デフオイルシールとブーツも交換。
マスターシリンダと動きの悪かったペダルもオーバーホール。
出だしの時ちょっと滑ってたクラッチ、分解してみるもオイルの付着はなし。 磨いてスプリングに下駄かませて、爪調整で終了。
新品を履いていたのに潰れてて変形があったので、もったいないけどタイヤも交換。 あ、ホイールキャップもファイアースポーツさん製を装着!
あとは燃料コックのオーバーホールと各ブレーキシリンダメンテナンス、ヘッドライトの交換を行いました。
車検やテスト走行で300㎞以上を走破して全て確認、OK。 古い3速独特のミッションの唸りが心地よい、快調なおクルマに復活。
長期不動のおクルマはこれくらいの整備が必要になりますね~。
あなたの眠らせているいスバル360も起こしませんか?(^^)/