フロントガラス交換
群馬県から車検で入庫したスバル360。オーナーさんが下道でのんびり帰る途中で飛び石を食らってしまいまして‥。
オーマイガー(´;ω;`)
当店に戻ってきてしまいました‥。
今どきの合わせガラスではないので、粉々のばりんばりんですな。
で、フロントガラス交換のご依頼です。もとはスーパーデラックスのブルーガラスでしたが、「次に飛び石を食らったときにバラバラにならないように、フィルムを張って」とのご依頼をいただきました。小さなお子さまもご乗車されますからね。
アマゾンでフロントガラス用の薄いブルーのフィルムを取り寄せ、頑張ってみます。
施工は埃の少ない風呂場で(笑)。上が施工中、下が見本のブルーガラス。フィルムのがちょっと薄いですね。
何回やってもうまくいかない‥。スバル360のフロントガラスは湾曲がきつすぎ! で、豊田で老舗の本職さんに依頼します (^_^;)
仕上がってきたフィルムガラスと、完全プラスチック化した旧窓ゴムから外したステンレスモールと、お客さまに取り寄せてもらった新品窓ゴムと格闘しながら、なんとか完成させました~!
うん、きれいにできた。新品ゴムはいいですね!ステンレスモールは一部取り外す際にしくじったので予備部品を使ったのは内緒。
結局ガラスフィルム屋さんに持ち込んだアマゾンフィルムは巻き癖が強く、うまく使用できなかったとのことで、業者さんの手持ちで施工してもらったのだけど、これは残念ながら無色フィルムでした。
でも、次飛び石を食らった際には安全ですからね。
施工してもらったガラスが入っていた袋にはこんなシールが貼付してありました‥。梱包材の再利用でもなさそう。気づかなくて聞きそびれたし、調べてもわからなかったのですが、もしかしたらトヨタの純正オプション扱いなのだろうか?それの施工店?
現行車のトヨタ純正オプションを50年前のスバル360に施工するって考えるとちょっと面白いですよね。
再発行した車検証ステッカー(車検証も再発行扱い)は次回剥がすことを考えて裏技で貼っておきましたとさ。
九州上陸 ver.2
2年ぶりに九州出張に行ってきました。
翌日現地で軽協会に寄る用事があるけど、夜10時に出発してやれば余裕だろうとたかをくくっていたら‥1時間半くらい走った滋賀の甲賀土山あたりで、財布やカード類・免許証の入ったカバンを家に忘れたことが発覚、いったん愛知に帰ったのでした‥ (ノД`)
縮尺を日本列島レベルにしてのナビ案内は、超長距離あるあるですな。
出発でのロスがあったけど、おおむね予想通りの時間に軽協会で用事を済ませることができました。すぐそばのホテルに転がり込んで、ダラダラまったりしました。 走行時間13時間、距離‥途中トリップボタンを押してしまって不明 (^_^;)
ホテルの朝ごはんでもつ鍋と明太子を食べて、お客さまへ納車。
お客さまのところへまたバッグを忘れたりして、バタバタしながら帰路につきます。
さよなら九州。
次の目的は‥前回の九州出張で感激感動した、山口県鹿野SAでちゃんぽんを食べることです!
山陽道ではなく、あえて時間のかかる中国道をチョイスしてひた走ること2時間。 やっとありつけました~!
もう来ない可能性が高いのに、スタンプカードを作ってみたりします。
いざ実食!一口食べるととても香ばしくてうまい!
でも食べ進めるとちょっと風味が弱くなってきたような‥!? 2年前の思い出とやっとありつけるテンションからの、やや期待し過ぎ感もちょびっ~と否めなかったかな? でも、たくさんの具が入っているのにばっちり取れた味の統一感はさすがです。 これが近くで食べられたらな~。 近場で食べるちゃんぽんはこれと比較してがっかり感が大きくって‥ (-_-;)
おっと‥隠れワードが底に‥。
また来られるといいなあ!
鹿野はおみくじ発祥の地だそうでして、SA内におみくじロードなるおみくじコーナーが。
引いてみたら、大吉でした!(え~‥中身全部大吉じゃないですよね‥!?💦)
帰路は11時間かかり、2日間強で24時間走ったのでした‥。 総走行距離不明1,700~1,800kmくらいかな?
天井張り
旧車スバル360の悩みのひとつに天井張りの剥がれ、垂れがありますね。薄いスポンジの入ったビニールの天井張りは熱と経年劣化でスポンジがだめになり剥離し垂れてきます。 背が高い方ですと運転中に頭が天井張りと擦れて不快でしょう。
生地自体はほぼ同じようなものが内装屋さんで入手可能だったりしますが、貼り替えるにはルーフ脱着が必要になり、経年劣化のルーフゴムやリアウィンドゥを用意しなければいけない場合もあり、かなり大ごとです。
そこでこんな方法のご提案。
垂れた天井張りは思い切って破り取ってしまい、残ったスポンジもきれいに除去します。
そしたら、水性のペンキで垂れないよう丁寧に塗ってしまうんです。
こんな具合に!
油性塗料を使うとFRP材を侵す可能性がありますので避けたほうがよいでしょう。
いつか屋根を外すときまでの応急処置でも充分ですよね。天井なんてあまり見ないので、少々ゴツゴツしていてもムラになっても気にならないと思います。
頭の上の空間が広くなると結構快適ですよ。
ちなみにこの車両は現在販売中のブリティッシュグリーンの「アマガエル号」。
お困りの方はご参考になさってみては?
空冷2サイクル
35年不動だったスバル360ですが、バッテリー新品・キャブとオイルポンプオーバーホール・ポイント磨きで、あっさり始動!
空冷2サイクル車のなせる業ですね。 敷地内移動はできるようになりました。 エンジン音も静かでばっちり! ごく低速ではオートクラッチも作動良好です。
水冷4サイクル車ではこうはいかないでしょう。考えただけでもゾッとします。フフフ‥。
始動したとはいえ、エンジン・ミッションのオイルシールなどゴム部品はすべてダメでしょうから、エンジン降ろしてのオーバーホール、ブレーキ全バラし、燃料系や電装系も手を入れないといけません。
大変な作業が始まるのですが、エンジンが調子よくかかってくれたことにより俄然気分は軽く、モチベーション高く作業ができるというものですね。
生きているクルマです。