腐ったガソリン
ここのところまたちょっと梅雨らしい天気になってきましたかね。
おかげで昨日は作業場の片づけを合法的にさぼれ、寝ていられました。悪くない(笑)。
現在整備中の10年不動のスバル360、ガソリンを抜いてみました。
うわ~‥くっさ~ (;>_<) ガソリン腐ってます。
降ろしたタンクを、ぱかっ‥
ぎょえ~ (;+_+)
過去に新品に交換されているであろうタンク、外はツヤツヤで全くサビ無しなのにもったいないです‥。
同じ10年不動でも、ガソリンが腐ることなくそのまま使えるくらいの状態って場合もあります。(でも車検のCO・HC検査は通らないでしょう)保管環境の違いなんですかね。
抜いたガソリンは燃焼テストをしてみたら燃えたので、友人がランタンの燃料にすると持ち帰りました(大丈夫かいな‥笑)。 業者回収の廃油入れに捨てるのははばかられたので助かった~ (^^♪
長期不動の予定があるときはワコーズのフューエルワンを入れましょう。
キュッキュ地獄
どうも。一日9時間寝て、30分昼寝もする「Ⅾ」です。御飯を食べてすぐに寝るので友人に叱られています。
さて、みなさまのスバル360は走行中リアシートのあたりからキュッキュとかキコキコ系の宇宙人の会話のような異音は出てませんでしょうか? 車体の上下振動に伴って走行中ず~っと出ている不快な。
これはリアのラジアスアームのゴムブッシュがへたり、ラジアスアームとカバーが接触している音です。
矢印部分が接触箇所。見ればすぐにわかるくらい傷がギラギラに光って‥。
これはブッシュの向きを上下換えて組み直してやると改善する可能性が高いんです。
この矢印のちょっとベロになった部分を金属接触部に当てて組むだけ。 シリコングリスなどを塗ってやるといいでしょう。
まれにこのブッシュがズタボロになっていて再使用できないケースもありますので、ヤフオクなどで探してください。
改善するといいですね。
簡単ですのでお試しあれ~ (^^♪
新工場況
どうも。最近21時半には寝てしまう「Ⅾ」です。
移転する土地に家が建ちました。完成までもう少しかかりそうですが、大工仕事は完了しています。 家は嫁momoの夢だった、BESSのカントリーログハウス!ウッドデッキや薪ストーブも装備します。
業者間の段取りの兼ね合いで、工場のほうはやっと基礎ができたあたり。でも鉄骨構造の工場は多分早く完成するでしょう。 こっちは僕の夢だった、趣味要素満点の秘密基地になる予定!
左のコンクリ基礎が工場。ベタ部はリフト設置箇所です。(中央奥の基礎はうちではなく同時進行のお隣さん家)
場所は豊田市北部の小原地区、現在の店から北へ車で40分の山間部になります。
当店は引っ越し時期の、9月頭~10月末ごろ(たぶん‥詳細未定)2か月ほど完全休業いたします。 スバル360の車検時期に該当するお客さま、ご相談させてくださいませ。
進行が遅れるので、べた降りの梅雨は困るなあ‥。
以降のオイルポンプ
どうも。実は今だにツイッターの読み方がわからない「D」です。
さて、みなさまに質問。
あなたは愛車のスバル360用に予備のオイルポンプをヤフ〇クで入手しようとしています。 下の2種類のポンプが出品されていました。 左は初期のころのスバルマチックのポンプ、右はR-2以降のポンプです。 どちらも同程度。 あなたはどちらを選びますか?
私でしたら迷うことなく左のものを選びます。
R-2以降のポンプはスバル360セダンと同量の吐出をするのもあれば、ものによっては完ぺきなオーバーホールを施しても吐出量が明らかに少ないものがあるのです。 R-2のものなのか、REXのあたりのものなのかは不明、端の三角キャップとケーブルブラケットが一体になっているタイプです。
オイルポンプの後端カバー形状の推移
(初期とはスバルマチック初期のことです。デメキンは混合ガソリンですので~)
外観でのおおよその判別点ですが、オイル流入バンジョーニップルの回転ストッパが上面についているのはヤバい、吐出側ワンウェイバルブニップルが細いのは超ヤバい‥でしょうか。 上の写真のバンジョーストッパが後ろ側についているものでも吐出が少ないタイプでした。 まだデータが取れきれてないのです。
おそらく、排ガス規制的なこととの兼ね合いもあると思いますが、後年吐出量が落とされているのは間違いなさそう。
細かい数値は企業秘密なんですが、ざっくりとエンジン回転3,000rpm相当で、アクセル全開時で8割弱、中開時で8割強、アイドリング時に至っては2割!しか、対K111ポンプとの吐出量がありません。
このタイプのポンプが着いているスバル360はエンジンが抱き着いている可能性が高い様に感じます。 修理で入庫してきたクルマがこのポンプだと悩ましい‥ (-_-;)
カムを換えたり削ってやるとアイドル時の吐出が少し上がり、ディファレンシャルプランジャとシリンダをK111用に換えてやるとそれなりに使えるようになるのですが、部品取りが必要だったり、カム研削の弊害はまだ未知数だったりします。
当時は「後年のモデルのオイルポンプにしておけば安心だろう」との考えゆえのチョイスだったんだと思いますが、実はそうではなかったんですね。
嗚呼! 手持ちのK111用オイルポンプが減っていく~💦
みなさん、ご注意くださいね。
あと、ご不要なジャンクのオイルポンプお持ちでしたら、捨てる前にぜひ当店までご連絡くださいませ!